訃報2010/09/06 23:18

WGP MOTO2クラスに参戦していた富沢祥也選手が、サンマリノGPの決勝レースでの事故により亡くなったことを今ネットで知った。まだ19歳なのに。

ルノースポール2010/09/24 20:55

 9/20(月)についに乗ってきました。ルーテシアRSとトゥインゴRS。まずはルーテシアから。
 まず乗って驚くのは乗り心地の良さ。足回りも固くないし、シートがすばらしくいい。次に感じたのが直進保持力の高さ。ステアリングがまっすぐの状態を常に保持しようとする。だからといってセンター付近が敏感すぎるかというとそんなことは全くなくて、切ったらおだやかに向きを変え、切った分だけ素直に曲がっていく。このハンドリングの秘密はDASS(ダブルアクシス・ストラット・システム)にあります(詳細は下記参考書籍参照)。メガーヌRSに先に採用されていますが、ルーテシアはロアリンク等がアルミ製になっています。マニュアルミッションしかないということを除けば、「これがスポーティモデルなの?」と思うくらい、エンジンを回さなければ静粛性も高く、快適性も高いです。エンジンマウントも固すぎず柔らかすぎず、エンジンの不快な振動が伝わってくることがありません。長距離ツアラーとしても十分使えると思いました。かといってスポーティーじゃないかといえばそんなことはありません。シフトはスムーズでストロークは長くもなく、短すぎることもなくとても操作しやすい。ペダルはヒール&トゥがしやすいようにアクセルペダルの下側がブレーキペダル側に広くなっていたりします。またエンジンのレスポンスがすばらしくいい。久々にNAエンジンの良さを味わいました。町中ではここまでパワーはいらないかなと思えるくらい。ただ試乗していて使用する回転数(3000rpm~3500rpm付近)の音質は気に入りませんでした。また個体差かもしれませんが、クラッチをつなぐときにアクセルを少し踏み込むときに反応が悪く、クラッチをつなぐときにギクシャクすることがありました。細かい不満はありますが、とにかく質感がすばらしい。インパネとか見た目の質感は正直この値段にしては安っぽいかなと思いますが、走りの質感、例えばミシリともいわないボディ剛性だとかシートやサスペンションがからむ乗り心地だとか見えないところにお金をかけていて、内装の安っぽさも帳消し以上になるくらい気に入りました。カーグラフィックTVで松任谷さんが言っていたように、日本人には魅力が伝わりにくいクルマかもしれません。

                                                   ルーテシアRS

 次にトゥインゴですが、これがまた違った意味でおもしろいクルマでした。本国ではシャーシカップとシャーシスポールの2種類のセッティングがありますが、日本に導入されるのはよりサーキット向きのシャーシカップ仕様で、いろいろなクルマ雑誌では町中で乗るにはハードすぎるといった記述もありますが、十分町乗りに耐えられると思いました。サスペンションは固くて少々ハネますが、刺すような突き上げがありません。また、ルーテシアと同じくシートがすばらしく座り心地がいい。へたをしたらこちらの方が座り心地がよいくらいに感じました。なにがおもしろいかというとクルマとの一体感をものすごく感じるのです。サイズがルーテシアよりも小さいこともあるのかもしれませんが、ルーテシアは大きなクルマに乗っているのかと思わせるぐらいゆったりした乗り心地でしたが、こちらは逆に手足の延長のような一体感を感じたのです。エンジンはルーテシアに比べるとレスポンスがイマイチに感じましたが、先にルーテシアに乗ってしまったためにそう感じたのかもしれません。こちらを先に乗れば、普通の1.6リッターに比べたら断然いいと感じたのかもしれませんね。なんせタコ足(等長エキマニ)ですから。エンジン音はルーテシアと違ってダイレクトに入ってきます。長時間乗るには乗り心地は問題ないのですが、音で疲れてしまうかもしれません。若いころだったら耐えられたかな。細かいことですが、シートベルトの高さ調整がないのが気に入りませんでした。自分は身長が低いのでちょうど首のところにベルトがきてしまって不快に感じました。クルマ全体の質感もルーテシアに比べると低い感じがしました。足回りは前ルーテシアRSをベースにしているとのこと。
 言いたい放題でしたが、自分としては所有する満足感も含めて、ルーテシアRSのほうがよいと思いました。久々に欲しいと思った1台です。これでツインクラッチで5ドアだったらなぁ、かみさんも乗れてよかったのに。

                        トゥインゴRS

参考書籍
  ・モーターファン別冊 ニューモデル速報インポーテッドシリーズvol.10 
    「ルノー・スポールのすべて」 P81
  ・モーターファン別冊 モーターファン・イラストレーテッド特別編集
    「サスペンション・バイブル」 P034~P037
参考映像
  ・ベストモータリング2010年10月号
  ・MX-TV放送 カーグラフィックTV 2010年2月14日放送 No.1203
  ・MX-TV放送 カーグラフィックTV 2010年3月  7日放送 No.1206

シトロエンC3&C4ピカソ2010/09/25 14:32

 ルノースポールを乗った同じ日にシトロエンC3とC4ピカソにも試乗してきました。
 C3はゼニスウィンドウが頭上まであるのが特徴で、以前から見てみたくて仕方なかったのですが、結論からいうとがっかりでした。夜に乗ったせいもあるかもしれませんが、ゼニスウィンドウの開放感もそれほど感じませんでした。クルマ全体の質感が低い。ボディ剛性がないし、ミシミシといろんなところから音が出るし、風切り音もスピード出してないわりにするし、なによりもクルマのキャラクターに似合わないほどエンジンの回り方がガサツで音もうるさい。乗り心地はよかったのですが、ボディ剛性がないので道路の縞々の段差(よく峠のカーブにあるもの)では、結構刺すように突き上げがあったりします。シートもルノーに比べるとイマイチです。今回感じたのは、走る、曲がる、止まるの基本性能ができている上で「ゼニスウィンドウ」などの飛び道具がないと、欲しいと思わないということです。いくらベースモデルで203万円という輸入車にしては破格の価格だといっても、213万円で飛び道具のないポロ1.2TSIトレンドラインを買った方が、クルマ好きとしては満足できるというものです。

                            C3

 C4ピカソは以前に何度か乗ったことがありますが、相変わらずミニバンにしてはパワフルに感じました。1.6リッターの直噴ツインスクロールターボはC3の自然吸気と違ってスムーズだし静かです。6速EGSも以前に比べると変速がスムーズになった気がします。それでも変速する前にマニュアル車のように一瞬アクセルを抜く動作は必要なので、フォルクスワーゲンのDSGのようなスムーズさ、電光石火のシフトには及ぶべくもありません。逆にこれがシトロエンらしくてよいと思う方もいるかもしれませんが。足回りに関してはリアがエアサスであることもあって、シトロエンらしくソフトタッチでシートもよくできていましたが、ルノーの乗り心地・シートの良さを味わった後では色褪せて感じました。以前にディーラーの人に聞いた話では、新車時はシートは少し固く、走行距離を重ねるとたわみが出て包み込むような座り心地になるとのことでした。質感はC3のような安っぽさはなく、ボディも以前は路面が荒れたところではフロアが振動するようなところがありましたが、今回は感じませんでした。年次改良がされているのでしょうか。今回、1点だけ気になったところは、車内のこもり音です。ゼニスウィンドウに気をとられていたせいですかね、以前は気にならなかったのですがけっこう大きく感じました。
 C4ピカソは以前はほんとに欲しいクルマの筆頭だったのですが、ルノースポールを味わったあとでは、ちょっとトーンダウンしてしまいました。

                                                      C4ピカソ

ルノーカングー&エルグランド2010/09/30 01:35

 カレスト座間に乗りに行ってきました。
 ルノーカングーは以前友達と乗ったときにはたいしたクルマじゃないなと思いましたが、今回乗った印象は違いました。エンジンは以前はパワーがまったくなくてダメだと思ったのですが、今回はもりもりパワーがあるという感じではないですが、回転を上げると粘ってクルマを押し出していくように感じました。ハンドリングも日本車と違って遊びがなく、かといって過敏でもない。切ったらきっただけ素直にイメージしたとおりの方向に向きを変えつつタイヤの感触が伝わってきて、タイヤがどっちを向いているか感触でつかめるのです。足回りは段差のショックを日本車では味わえないような感触でいなします。そしてルノーといえばシートです。ルノースポールほどではないですが、これがまたすばらしい。いかにも疲れにくそうなシートです。唯一難点はオートマでしょうか。マニュアルモードをためしてみましたが反応が遅くて全く使い物になりませんでした。自分はやはり日本車に比べれば個性もあるし走りもしっかりしているし良いと思ったのですが、一緒に乗った家族からはNGを食らってしまいました。リアシートの座面が高く、座ったときに足がフロアに届かなかったのです。

                        ルノー カングー

 次に乗ったエルグランドは家族には好評でした。何せシートはオットマン付ですから。でも僕は好きになれませんでした。まずミニバンとは思えないくらいガラスエリアが狭く囲まれ感が強いのです。シートも日本車としてはいいほうだと思います。ただしルノーほどではありませんが。走り出すと確かに前モデルに比べれば車高が低くなった恩恵はありますが、乗用車感覚といえるほどではない。そしてカーブでステアリングを切ると日産高級車に特有の足回りが横に動く感覚が出るのです。何かのクルマを乗ったときもこんな感触だったなと思い出してみると、スカイラインクロスオーバーでした。パワーは3.5リッターだったのでさすがにパワフルだし、回転もスムーズでCVTも気になるようなクセはありませんでした。ファインビジョンメーターはデザインが凝ってはいるけど、深みが感じられなくて自分のようなクルマ好きにはそそられないようなものでした。いろいろと酷評しましたが、日本の背高ミニバンの中では一番好きですね。
                  日産エルグランド350ハイウェイスター

                                            ファインビジョンメーター