BMW M32010/11/03 07:00

 こんな機会に出会えるなんて、なんてラッキーなんでしょうか。
 またしても、欲しいクルマに出会ってしまいました。
10/31(日) MURAUCHI BMW相模原店の年に一度の大試乗会に行ってまいりました。
当日はBMW JAPAN持込車両2台に試乗することができました。
1台はM3セダン、もう1台はX6Mです。

 まずはM3から。思わず欲しくなりました。1031万円出す価値ありです。

【M3セダン M-DCT】

●外観デザイン
 こういうスペシャルなモデルのわりに控えめですが、ところどころで特別なモデルであるところを主張しているあたりがステキです。
 具体的には
 ・盛り上がったボンネットフード
 ・フロントフェンダー後端のエアアウトレット
 ・リア4本出しマフラー
 ・フェンダーギリギリまで張り出した極太タイヤ&ホイール
 などです。




●エンジン
 最高です。とても4リッターV8とは思えないバイクのエンジンのような吹け上がりです。モーターのように振動もなく、かといってロータリーのように官能性のない回りかたではありません。音はアウディR8スパイダーほど勇ましい音ではありませんが、乾いたいい音です。

●ミッション
 レスポンスはVWのDSGと比べるとやや遅いですが、不満になるほどではありません。ちゃんとブリッピングもします。

●足回り
 タイヤはミシュラン Pilot sportXです。サイズは前245/40ZR18、後265/40ZR18です。
 とても車重が1660kgもあるクルマとは思えないくらい軽快な身のこなしをします。足回りはガチガチなものを想像していたのですが、まったく逆で非常に柔らかく路面をとらえてダンパーがよく仕事をしている感じです。さすがに扁平タイヤを履いているのでコツコツと硬さを感じ取れますが、気になるほどではなく非常に乗り心地がいいです。パワステがノーマルモデルより軽くむしろ扱いやすいです。
●ブレーキ
 ためし忘れてしまいました。

●静粛性
 静かですが、かっこいい排気音はちゃんと聞こえてきます。

●シート
 これがまたいい。いままで乗ったBMW車の中で一番です。

●インパネ(メーター)
 インパネは多少標準モデルより豪華に見える程度です。メーターもM3専用ですが、それほどやる気にさせてくれるようなものではありません。

 ルノールーテシアRS以来、2台目の欲しいクルマ登場です。といってもおいそれとは買える値段ではありませんが、お金を貯めてでも買う価値があると思いました。
 X6Mは次回に回します。

BMW X6M2010/11/04 23:31

 これはぜんぜん欲しいと思いませんでした。これで1490万円は高いと思います。

●外観デザイン
 あまり軽快感のないずんぐりむっくりしたデザインです。リアはクーペ風にしていてデビューしたころは新鮮に見えましたが、今見るとそれほどでもなく、ルームミラーからは後ろがほとんど見えません。幅も1985mmと大きく狭い道ではとても気を使いましたが、サイドミラーは大きいので運転はしやすかったです。



●エンジン
 M3に乗ったあとではまったく魅力を感じませんでした。4.4リッターV8ツインターボで555ps、69.3kgmのスペックなので速さはさすがです。100km/hで走っても普通のクルマの50km/hぐらいに感じます。ただ、M3に比べ振動が大きく、回り方もがさつです。

●ミッション
 さすがにM-DCTと比べるとレスポンスはにぶいですが、不満には感じませんでした。ATにしてはダイレクト感が高いと思います。

●足回り
 ここもM3に比べ不満に思う部分です。
タイヤは銘柄がブリジストン DUELER H/P SPORT、
サイズは前が275/40R20、後が315/35R20です。
 とにかく20インチと大きいので、タイヤがいろんな方向に動いてしまっています。直進での安定性はいいのですが、荒れた路面にいったり、コーナーを曲がる時にタイヤにいろいろな力が加わると、ダンパーでいなしている部分もあるのですが、タイヤの動きをおさえきれていないので、極端な話右のタイヤと左のタイヤで違う方向を向いてしまっている感覚がするときもあったりします。
M3では車体がフラットな姿勢に保たれたままで、ダンパーだけが上下に動いて、荒れた路面の入力をいなし、タイヤはハンドルで位置決めしたところからまったくずれない感覚なので、同じM社のモデルとは思えないくらい違うのでがっかりでした。

●ブレーキ
 2380kgも車重があるとは思えないくらい効きます。

●静粛性
 静かです。

●シート
 座り心地は悪くないですが、サイズが大柄で座面が長いので、リアシートに座った家族には合わず、不評でした。しかし、この大きさで乗車定員4名とはどうなんでしょうか。

●インパネ(メーター)
 Mモデルという特殊性はあまり感じませんでした。さすがに値段の高いクルマなのでダッシュボードには革が使われているそうですが、気がつきませんでした。



BMWが作るSUVでしかもMモデルといことで期待したのですが、期待はずれに終わってしまいました。家族もM3のほうがいいと言っていました。

BMW X12010/11/15 00:10

X1 sDrive18i  363万円(税込)
今乗っているフォレスターに近いイメージのクルマで、ちょっと期待して試乗してみました。

●外観デザイン
フロントのデザインが口を指で開いたように「うにっ」っとなっているところが好きじゃない。これが明るいボディカラーだと特に強調されます。最近のクルマにしてはめずらしくボンネットフードを長く見せ、サイドの面はうねっていて独特な存在感があります。リアに関してはテールランプは最新の5シリーズに似てBMW共通のデザインで、ハッチバックの形状も取り立てて特徴はありません。ツーリングのようにガラスハッチのみ開く機能はありません。




●エンジン
 2リッター直4ですが、こちらは320iと違って直噴ではありません。150psということで320iの170psと比べるとやはりパワー感では20psの差は感じますが、町中で不足というほどでもありませんし、フィーリング面では印象はそれほど変わりません。
 このグレードで残念なのは、ブレーキエネルギー回生システムが付かないことです。1シリーズですら標準なので、上級グレードだけでなくぜひこのグレードにも標準にしてほしいです。ちなみに実際の燃費は8~9km/ℓぐらいではないかとのことです。

●ミッション
 6ATということで、取り立てて印象に残るものはありませんでした。

●足回り
 タイヤサイズは225/50R17 94H、銘柄はPILLERI cinturato P7のランフラットタイヤです。 
BMWに共通の少し硬い乗り味で、ハンドリングは素直でコーナーではイメージしたとおりの方向に向きが変わっていき、それが切り始めだけでなく、深く切り込んでいっても変わりません。BMWはこのボディ形状であっても約50対50の重量配分を守り抜いていて、それがハンドリングにも現れているところはさすがだと思いました。ただ、試乗車はアライメントが狂っているのか左にハンドルが取られる傾向がありました。

●ブレーキ
 特に印象に残っていません。

●静粛性
 特に気になるところはありませんでした。

●シート
 320iツーリングよりもクッションの厚みがあるような気がして、こちらのほうが印象が良かったです。

●内装(インパネ)
 基本的にBMW共通の形状です。標準ではサテン・シルバー・マット・トリムにエレクトラ・クロスというベージュ色の生地の内装です。個人的には明るい内装は好きなので気に入りました。たぶんBMWが好きな人は黒の内装色のほうが好みでしょうね。試乗車にはオプションでパノラマサンルーフが付いていて、これを付ければさらに明るくていいですね。 フランス車では開かないガラスルーフが多いですが、このサンルーフの長所として前側だけチルト&スライドが可能です。欠点としては前後を区切るラインが入ってしまうので、ガラスルーフに比べると多少開放感がそがれることでしょうか。BMWにしては価格も安めのため、スイッチ類が安っぽかったりする部分が見受けられます。

 

 すごく欲しくなるようなクルマかというと微妙です。アウディQ5に比べれば断然安いですが、VWのティグアンはほぼ変わらない値段でエンジンは2リッターのターボですし、ツインクラッチのミッションが付いて、しかも4WDです。とはいっても3シリーズツーリングをベースにして作られたにのクルマが363万円で手に入ることは、他メーカーとは比較することのないBMWファンにとってはバーゲンプライスなのでしょうか。
 しかし、日本で売るために立体駐車場に入るサイズを考慮したのであれば、車重も考えて欲しかった。1560kgでは重量税が高くなってしまうので、せめて1500kg以下にして欲しかったですね。

BMW 320iツーリング2010/11/20 10:55

MパッケージじゃないBMWに初めて乗った気がします。(X1もそうですが)

●外観デザイン
 BMWツーリングの特徴はセダンと全長や50:50の重量配分は同じで、走りを犠牲にしていないところです。名前も「ワゴン」ではなく「ツーリング」としているところにBMWの意図が感じ取れます。実際見た目もリアのオーバーハングが短く、リアウィンドウも傾斜しているため、軽快感がありますが、テールゲート廻りのデザインがうまく処理できてなく、かっこ悪い感じがしてあまり好きになれません、



●エンジン
 2リッター直4でたいしたパワーはないけれど、X1よりはパワー感があります。最新のリーンバーン直噴でブレーキエネルギー回生システムも付いています。
 BMWの4気筒はバランサーシャフトが入っているけど、結構振動を感じました。日ごろ意識したたことはなかったのですが、普段乗っているフォレスターの水平対向エンジンって意外に振動が少ないということに気が付きました。

●ミッション
 6ATは特に印象に残ることはありませんでした。

●足回り
 直進安定性がいい。キャスター角を大きくとると直進安定性がよくなりますが、少し調べてみたところ、BMWはE46でも5°以上に設定されていたため、E90でもおそらく同じくらいであると思われます。
 Mパッケージではないのでしなやかさを期待したのですが、ディーラーマンも言っておりましたが基本的に乗り味はさほど変わりません。やはり少し硬いですね。ランフラットタイヤの影響でしょうか。それとも足回り自体も硬いのでしょうか。イマイチわかりませんでした。

●ブレーキ
 特に印象に残っていません。

●静粛性
 特に気になるところはありませんでした。

●シート
 イマイチクッションの厚みが足りず、平板に感じます。

●内装(インパネ)
 基本的にBMW流儀にのっとった形状です。X1と違って自分で選んで遊べるような要素は少ないです。

 すごく欲しくなるかというと、自分にとってそういうクルマではありませんでした。これで465万円(税込)はちょっとお高いのでは?と思ってしまいます。
 

 

デロリアンに乗った!(同乗)2010/11/28 23:58

 お台場にあるトヨタのショールームMEGAwebでヒストリックカーの同乗イベントがあり、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でおなじみのあのデロリアンの助手席に乗ってきました。
 お約束の記念写真をとり、いざ同乗。



 


エンジンはV6SOHCの2849ccで、乗るまで駆動方式がRRであることを知りませんでした。てっきりミッドシップとばかり思っていたのです。ですのでシートの後ろに荷物を載せられるスペースがあります。
 走り出すと想像していたよりずっと速かったのでビックリ。パワーが130psしかないので動力性能は期待していなかったのですが、トルクがある(22.45kgm/2750rpm)のと。車体が軽い(1244kg)だからでしょう。
 ドライバーの方が、スポーツカーにしたかったのかスペシャルティカーにしたかったのかよくわからない中途半端な作りだ、とおっしゃっていました。カッコはスポーツカーなんだけど、ステアリングを切ったときにセンターコンソールに肘が当たるとか、マニュアルシフトはストロークは短くてスポーティーなんだけど、ステアリングはセンター付近はダルでパワステも付いていなかったり、シートはクッションが効いていて意外と座り心地がいいけれども、革なのかビニールレザーなのか不明ですが、布地に滑りやすいものを使っていてホールド性がまったくなかったりとか。






 同乗車はアメリカのオーナーズクラブで譲ってもらったものだそうです。トヨタでは愛知県のトヨタ博物館にあるものとこちらにあるものの合計2台所有しているとのこと。日本にはいったい何台くらい残っているのでしょうか。
 ステンレスボディは磨くとヘアラインの表面が消えてツルツルになって、あの質感が出なくなってしまうそうです。冗談か本気かわからなかったのですが手垢とかがついたらママレモンとかで洗うなんてことを言っておりました。
 レストアに関してはオリジナルを維持することを重視しているので、基本的にはアメりカよりパーツを取り寄せるけれども、どうしても見つからない場合は、日本製の部品を使用したり製作したりするそうです。
 トヨタの旧車の場合は系列部品メーカーであれば、ワンオフで部品を作ってくれるそうです。日本のメーカーの場合は自分のところの部品を使ったクルマを博物館に展示するといったときに、協力してくれることが多いようですが、アメリカのメーカーはワンオフで作ったりはしないそうです。ところがフォルクスワーゲンはすごい。ビートルを発注したところ、なんと初期モデルの新車を送ってきたそうです。ドイツにはクラフトマンシップが息づいているのと、また昔の図面や金型などか残されていていて再作成しやすいといった事情もあるようです。
 タイヤも性能は別にしてほとんど作ってくれるそうです。トヨタ7のタイヤは当時のデータが残っていて、当時のコンパウンドを再現してグリップ力等も当時のままだそうです。

 それからついでに前から気になっていたことを聞いてみました。それは日本の旧車の場合有鉛ガソリンを指定のものが多いですが、無鉛ガソリン仕様にするためにどのような対応をしているのかということです。2つの方法があり、1つはエンジンをバラしてメタルを磨耗しないものに交換して組み直す方法。もう1つはガソリンの中に有鉛の役目をする添加剤を入れることだそうです。

 当日はスカイラインGT-R(KPGC10)との選択だったのですが、「最後にGT-Rが走るのでぜひ音を聞いていってください」といわれたので、残って聞いてみました。とてもノーマルとは思えないすごい爆音を轟かせながら、レスポンスよく走っていました。GT-Rは回転落ちが早く、まさしくレーシングカーのようなレスポンスなので、現役のレーシングドライバーでも初めて乗るときはエンストしてしまうくらい下がスカスカで、ある程度回転をキープしていなければならないといったコツがいるそうです。

 話は尽きず最高に楽しい1日でした。