ジャガーEタイプに乗った!(同乗)2010/12/22 23:27

 前回のデロリアンと同様、お台場にあるトヨタのショールームMEGAwebでのヒストリックカー同乗イベントに、また行ってまいりました。
 今回はジャガーEタイプシリーズ1 4.2です。
 それにしてもこのエレガントなたたずまいはいかがでしょうか。日本車では考えられないようなデザインです。なんだか見ているだけでうっとりとして心が満たされます。見る人によってはナマズに見えるかも。
 
               全長4440mm、全幅1650mm、全高1220mm



                 エンジンは直列6気筒DOHC4235cc
           ヘッドがアルミのバフ仕上げとなっていて非常に美しいです。
                 264hp/5400rpm、39.0kg-m/4000rpm
                        最高速235km/h
               吹け上がりは鋭く、排気音は結構勇ましいです。

 足回りは鋼管スペースフレームにフロントがダブルウィッシュボーン、リアがロアー・ウィッシュボーン+ツインコイル。写真はフロントのダブルウィッシュボーンでレーシングカーさながらです。見かけに反して乗り心地は結構いいです。ラグジュアリーカーといった趣です。         

 ブレーキは4輪ディスクブレーキで、写真ではわかりづらいですが後輪はインボードブレーキを採用しています。当時はディスクローターが重く、重量物を車体の重心に近づけるべくこのような方式になっているとのことで、現代のクルマではローターが軽くなったことと整備性も考慮してホイール内に収めているそうです。

 サイドシルが高くドア開口部も小さいので乗降性はあまりよくありません。もともとはルマンに出場していたレースカーをベースに市販車を作ったとのこと。メーターのレッドゾーンは5000rpmから。ハンドルはテレスコピックがついています(パワステ、チルトなし)。パワステなしでもそんなに重くはなく、レスポンスも鈍くもなく鋭すぎもせず結構足回りと噛み合っていていいそうです。ミッションは4MT。シートはヘッドレストもなく小ぶりですが、クッションが効いていてけっこう座り心地はいいです。


 またしても貴重な体験をさせていただきました。感謝です。
 当時の日本は、トヨタ2000GTやコスモスポーツといったモデルもありますが、カローラやサニーといったモデルが登場し、これからモータリゼーションがやっと大衆化し始めるという時代に、方やイギリスではこのようにレーシングカーライクなラグジュアリーカーを作っていたなんて、単純な歴史の差だけではなく、クルマに対する文化の差を感じずにはいられません。