VWゴルフトゥーラン2011/05/22 00:33

以前、モデルチェンジ前のものには2度ほど乗ったことがありますが、新型はどのあたりが進化しているのか、とても興味がありました。また自分が欧州車に興味を持ちはじめたきっかけのクルマでもあるという意味でも、原点確認をしたかったということもありました。

試乗車
VWゴルフトゥーラン TSIハイライン 標準車 339万円(税込)

下のグレードのトレンドラインとは価格差46万円。
装備内容を考えるとあまりお買い得とはいえない価格差です。
特に欲しい装備がなければ、トレンドラインのほうがお徳です。
339万円の価格が絶妙で、他の輸入車高くライバルは存在しませんし、国産のミニバンともサイズや価格が違い、こちらもライバルがありません。


●外観デザイン
クリーンなデザインですが、あまり面白みはありません。しかし、このようなミニバンタイプのクルマでCD値0.29というのは驚きです。高速は乗っていませんが、風切音も少ないでしょうし、燃費にもきっといいでしょう。話がそれてしまいますが、最近国産車は一部の車種を除きこのような数字を公表していませんが、震災復興のためにもCD値を含め真に長距離移動が快適にできるクルマの開発をしてもらいたいものです。私は知らない土地へ旅行に行くのが好きなので、東北の知らない土地へでも旅行して現地でお金を消費すれば、その町の経済復興に貢献出来ると思いますが、国産車には長距離移動に耐えるクルマが少ないように思います。室内の静粛性、燃費、シートの出来等、要素はいろいろありますが、国産車は室内の広さと燃費をよくすることだけに偏りすぎている気がしてなりません。室内空間が多少狭くても、シートが快適であればそれほど体を開放する空間は必要ないと思いますし、静粛性が高ければ、長時間乗っていても披露は少なくなるでしょう。そういったところはこのゴルフトゥーランはまじめに作られていると思います。


              全長4405mm×全幅1795mm×全高1670mm
                ホイールベース2675mm 車重1580kg
                一見たいして変わらないようにみえますが
                ドアパネル以外はすべて一新しています。
                    車重は旧型比-20kgです。

              このテールランプはちょっとかっこ悪くないですか?
                  個人的には旧型のほうが好きでした。

          旧型のサンルーフよりも大型化され、パノラマサンルーフとなった。


●エンジン
VWが先鞭をつけたダウンサイジング直噴ツインチャージャーユニットです。
低回転をスーパーチャージャーが、高回転をターボが過給します。
103kW(140ps)/5600rpm、220Nm(22.4kgm)/1250-4000rpmで、車重が1580kgと結構あり、アウディに乗った後でもあったので特別パワフルには感じませんでしたが、ミニバンということを考えれば加速はいいほうだと思います。このエンジンの特徴は旧型に対して最大トルクの発生回転数が1250rpmと低くなっていることですが、体感上はわかりませんでした。乗り比べれば分かる程度の差でしょうか。
残念なのは、なぜシャランにはアイドリングストップとヴレーキエネルギー回生システムをつけたのに、トゥーランにはつけなかったのかということです。直噴ダウンサイジングエンジン+ツインクラッチミッションがVWの売りでしたが、日本の街中で使うと燃費が悪くなるという欠点がわかってきたので、ぜひ今後はトゥーランに限らずVWのクルマすべてにアイドリングストップ+ブレーキエネルギー回生システムをつけてもらいたいものです。

●ミッション
こちらもVWが流行らせた7速乾式ツインクラッチトランスミッションです。
試乗車にはパドルシフトが付いていましたが、変速のレスポンスは申し分ないです。
個体差かもしれませんが、試乗したクルマは妙に発進時のつながりにギクシャクした感触がありました。
シフトレバーの操作時の節度感が、アウディに比べ安っぽく感じました。

●足回り
ゴルフと共通でフロントがストラット、リアが4リンクの4輪独立懸架です。
乗り心地はあまり印象に残っていないのですが、印象に残っていないということは不快に思うところがなかったということだと思います。
ハンドリングはこちらもアウディに乗った後であったため、旧型に乗ったときよりもレスポンスがダルに感じました。

●ブレーキ
特に不満に思うところはありませんでした。

●静粛性
旧型に比べて静粛性は上がっていると思います。より長距離移動が快適にできると思います。

●シート
上級グレードのため、表皮がアルカンターラとなっており、この手触りはけっこういいと思いました。
フロントシートはサイズ、形状、クッション性等すばらしくフィットしていました。
残念なのはセカンドシートです。クッションの厚み自体はいいのですが、角度が平らすぎて体が前へずれそうになってしまうのです。この1点だけで、このクルマを買う気が失せてしまいました。
今回サードシートは試乗しませんでしたが、フロアとヒップポイントの段差がなくて体育座りっぽくなってしまうため、近所の食事や買い物に行くといった程度にしか使えないでしょう。



●内装(インパネ)
形状は旧型と同じですが、色がグレーから黒基調へと変わり、ところどころにクロームメッキがあしらわれていて質感が向上されています。質感は高いですが、こちらも外装デザイン同様実用一辺倒という感じで面白みに欠けます。



メーターも新形状で、ゴルフⅥと同じ文字盤が白を基調としたものに変更されています。
個人的には旧型のブルー照明が好きだったのですが、アウディで見慣れたせいか「これも悪くない」と思うようになりました。



アウディの後に乗ってしまったのがいけなかったのか、今回はあまり魅力を感じられませんでした。もう一度、これだけで試乗に行ってみたいです。

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